青井夏希のブログ

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読書が続かない人のための本の読み方

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みなさんは、月どれぐらい本を読んでいますか?

 

文化庁の調査によれば、日本人の平均年間読書量は12,3冊、つまり月1冊ほど

そもそも月に1冊も本を読まない人は、47%もいるそうです。

逆に7冊以上読む人は、4%程度のこと。

 

私はというと、だいたい月10冊前後です。

年間100冊以上は読んでいることになるので、いちおう上位4%に入っていることになりますね。

ちなみにジャンルは、小説から哲学書までさまざまです。

 

そのため周りからは「読書家」扱いされるのですが、個人的には「もっと読まなきゃ……」という焦りの方が強いわけで。

ネット界だけ見ても、ものすごい量を読んで精巧な書評を書いている人、たくさんいますからね。

 

それでも読書に関して質問されることがあって、1番多く聞かれるのは、

どうすればもっと本が読めるようになる?

あるいは、

読書が続かないんだけど、どうすりゃ良い……?

といったもの。

 

それらに対して毎回答えていることがあるので、ここでまとめておきます。

「読書したいけど続かない!」という人にとっては、かなり参考になるはずです。

 

まずは「興味のある本」だけ読むこと!

「読書が続かない人」の大多数は、これが原因です。

 

人間、興味ないことを続けるほどの苦行はありません。

興味のない芸能人やスポーツをテレビでやってると退屈どころじゃありませんが、本だとそれが倍増します。

 

そう、興味のない本=その人にとってつまらないわけです。

 

そして悲しいことに、当人はその本に対して、「自分にとって興味ない」という自覚症状がないのです。

けれども無意識は正直なもので、「読みたくねえな……」と思っている。

それが積み重なって、読むのがシンドイ→読むのが続かない、となるのです。

 

この場合の解決策はなにか?

 

簡単です。

その本を読むのを止めて、別の本を読めばよろしい。

ただし、心底興味あったり、自分に必要な情報が書いてあるな、と思えるものだけを選ぶこと。

 

これは、日頃つちかってる「自分の興味センサー」を総動員させる必要があります。

 

ジャンルはなんでも良いんですよ。

好きなタレントのエッセイでも良いし、コンビニで売ってるようなわかりやすい歴史書でも良いし、流行りのラノベでも良いし。

 

重要なのは、まずは身の丈にあった読書をすることです。

 

「小説を読もう!」といって、いきなり三島由紀夫とか川端康成みたいなガチガチの純文学を読むのではなく、改行が多くてスラスラよめるエンタメ系を読んだりとか。

 

そして量をこなせば、読了体験=成功体験となって、「読書が続かない……」とマイナスな思考に陥ることはなくなります。

 

こういう基礎訓練をしていないと、読書って続かないんですよね。

スポーツと同じです。

 

読書時間がない!という人へ

読書をしない1番の言い訳に、「時間がない!」というのがありますね。

 

でもこれ、嘘なんですよ。

たとえば1日にスマホを、どれだけいじっていますか?

朝起きたらまずはスマホ、電車に乗っている間もスマホ、ちょっとした合間にもスマホ、ご飯を食べながら片手にスマホ、夜は枕元にスマホをおいて就寝……

 

これ、全部読書に変えられますよね?

 

ただ、この総スマホ化の現代、こうなってしまうのも分かります。

スマホを捨てろ、なんて言えません。

 

それでも読書時間を作りたいんだ!

という人に、とっておきの方法があります。

ただし、ちょっとスパルタですよ。

スマホは持たずにふらり電車かバスへ

スマホは携帯せず、最低限のお金と本だけ持って、電車かバスに乗りましょう。

できれば1時間以上乗っていられるのが望ましいです。

 

その間、やることといったら?

読書しかありませんね、よほどの人間観察が趣味じゃない限り。

 

2時間も乗っていれば、軽めの文庫本1冊、あるいは半分以上は読み進んでいるはずです。

もし続かなかったり退屈だと感じでページが進まないのであれば、それはその人にとって興味のなかった本となるわけで。

良いリトマス試験紙になりますね。

 

「そこまでできない!」

というならば、ドリンク代と本だけ持って、ファミレスや喫茶店にでも入りましょう。

あとは淡々と読書するのみ。

簡単ですね。

 

人間、なにかをやるには身体を使うしかないのです。

読書も同じですよ。

 

それでは皆さん、良い読書体験を!